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青春群像劇 4

■第4話『亡き友へ』



「昨日はどうだったんだ?」

マ咲は2人に尋ねた。

「チョー楽しかったッス!!」

2人は声を揃えた。



「いやいやいや、楽しかったって何?マネージャーの件を聞いてるんだけど?」

「マネージャー?」

「だからぁ!美人マネージャーを捕まえて、それを出しに部員を集めるっていう・・・」

「キャプテン!!!」

温度宮は怒鳴った。

「女性を道具みたいに使うなんて、最低ですよっ!!!」

「えええぇぇぇ!!!は、発案者・・・発案者、お前じゃぁぁぁん!!!」

じゃぁぁぁん・・・

ぁぁぁん・・・

ぁぁん・・・

ぁん・・・

ん・・・

・・・

















「今日は、もう解散。みんな、明日までに新しい部員募集のアイデアを考えてきてくれ」

「はーい!!!」

こうして、バスケ部の部員集めはふりだしに戻った。

と同時に。
この物語が、バスケットから恋愛方面に大きくシフトする事を示唆していた。







ファン持と温度宮が、昨日の事を楽しそうに話しながら学校を出ようとした時だった。

「ねぇ!ファンガツ!」

「ん?」

ファン持は振り返った。
呼び止めたのはpon條だった。

「あ、温度差くんも一緒だったんだ。ファンガツ、ちょっといいかな?」

「どうした?」

「ファンガツって・・・今度の日曜とか」

そこまで言いかけた時、ファン持のスマホが鳴った。

「あ、ちょっとごめん・・・もしもし?あ、琴乃ちゃん」

琴乃という名前を聞いて、pon條の表情が曇った。

「週末?いや、特に何もないけど・・・うん・・・えっ?マジで?嬉しいなぁ、琴乃ちゃんの方から誘ってくれるなんて。じゃあ、夜にでも連絡するね。うん・・・とびっきりのデートプラン考えておくから!それじゃ、バイバイ」

ファン持は、通話の切れたスマホをしばらく嬉しそうに眺めてからポケットに仕舞った。

「po乃香、ごめん・・・で、何だったっけ?」

「ううん、何でもない!」

「え?何か言いかけなかった?」

「何でもない!じゃあ、また明日ね!」

「お、おう・・・」

「そのかわいこちゃんと上手くやれよ!ファンガツゥ!!」

そう言うと、pon條は足早に去っていった。



「なんだ?あいつ」

「ponさん、何か、無理して明るくしてたっぽくなかったですか?」

「そうかぁ?・・・それよりさ、聞いてくれよ!温度差。琴乃ちゃんさぁ、普段ボクサーブリーフなんだって!」

「マジッスか?最高じゃないですか!!」

「ボクサーブリーフ穿いた女子って神だよな?」











「わかってねぇなぁ!」

振り返ると、今度はマ咲が立っていた。

「お前、ponちゃんとは保育園からの幼馴染みなんだろ?何で気付かないんだよ?」

「いや、何の事ッスか?」

「あの感じ、どう考えたって、お前の事が好きって事じゃねぇか!」

「・・・・・・・・・いやいやいや!それはないっしょ!だって俺ら、ガキの頃から一緒に馬鹿やってきた、いわば腐れ縁みたいなもんッスよ?それがここに来て、好きとかそんな事になります?」

「お前・・・それなりにモテるのに、女心ってもんが全くわかってねぇな?」

「え~、じゃあ、俺どうしたらいいんスか?全くモテないのに女心がわかるキャプテン!」

「お前がponちゃんの事をどう思ってるのか、正直な気持ちをちゃんと伝えてやれよ・・・ってか、後半!お前、俺の事バカにしてんだろ?」

「はい」

「あ・・・うん・・・さらっと答えるのね」

「なぁ?温度差はどう思う?」

「ponさん、何だかとっても寂しそうだったなぁ。こればかりは、クッソモテないキャプテンの言う通りかもしれませんね」

「うぉいっ!!『クソ』付けちゃって『女心がわかる』を抜かしちゃったら、それはもう完全にただの悪口だからな!!!」

「ちょっとうるさいッス」

「あ・・・はい・・・ごめん」

「とにかく、ファンガツ先輩!あまりにも長く近くに居過ぎて、自分でも気付いてない感情ってもんがあるかもしれませんよ。ponさんの事どう思ってるのか、一度、胸に手を当てて考えてみたらどうですか?」

「う~ん・・・そうだなぁ・・・」

「俺は今夜、凛香の胸に手を当ててカップ数を当ててみますけど!なんつって!!」

「な~にバカな事言ってんだよ!(笑)」

「じゃあ、俺は昨日借りた2本目のDVD観ながら、チンコに手を当ててみるね!なんつって!!」

「じゃあな、温度差!」

「はい!また明日!」

「・・・・・・・・・・・・ね?チンコに、手を、ね?・・・・・・・・・・・夕陽が眩しいなぁぁぁ!!!」

なぁぁぁ・・・

なぁぁ・・・

なぁ・・・

ぁ・・・

・・・












だいぶ傾いた夕陽を背に、pon條は1人とぼとぼ歩いていた。



 そうだよね

 あたしたち、ただの幼馴染みだもんね

 ずーっと一緒にいるからって、別に特別な人って訳じゃないよね

 でも・・・




pon條は小学2年生の頃の出来事を思い出していた。
今の明るく活発な彼とは違い、当時は内向的でよくいじめられていた。
その日も公園で近所の男の子たちにいじめられていたのだが、それを助けてくれたのがファン持だった。
そしていじめっ子たちを追い払った後、ファン持はpon條に言った。

「俺と一緒にいれば、いつでも守ってやるからな!」



 ファンガツ、あの言葉覚えてるかな?

 覚えてる訳ないよね

 あんな昔の事だもんね

 あれっ?

 何であたし泣いてるんだろ?

 ハハッ

 あたしったら、バカみたい





気が付くと、もう家の前まで来ていた。

「ただいま~!」

両親は外出していて家には誰もいない。
それを知ってはいたが、何故か無理して明るい声で、そう言ってしまった。

カバンを置き、制服のままベッドの上に座り一息ついたpon條は、無意識のうちに、ずっと放置したままだった、1本のアコースティックギターを手に取った。







おいらはアコギ。
そうアコースティックギターだよ。


アコースティックギターは、擬人法を用いて語り始めた。












同じ頃。
だいぶ傾いた夕陽を背に、ファン持は1人とぼとぼ歩いていた。



 po乃香の事かぁ

 どう思ってるって言われてもなぁ

 一緒にいるのは楽しいし

 何て言うか、ラクなんだよな

 何でも言い合えるっていうか

 でも、それって・・・

 好きって事なのかなぁ

 あっ!




ファン持は、不意に、小学2年生の頃の出来事を思い出してた。
近所のいじめっ子たちからpon條を助けた時の事を。

「俺と一緒にいれば、いつでも守ってやるからな!」



 確か、そんな事を言ったような

 あいつ、まさか・・・

 あの言葉覚えてたのか?

 いや、まさかな

 覚えてる訳ないよな







気が付くと、もう家の前まで来ていた。

「ただいま~!」

両親は外出していて家には誰もいない。
それを知ってはいたが、何故か無理して明るい声で、そう言ってしまった。

カバンを置き、制服のままベッドの上に座り一息ついたファン持は、無意識のうちに、ずっと放置したままだった、1着の「邪道」と書かれた革ジャンを手に取った。



おいらはアツシ。
そう大仁田厚だよ。


大仁田厚は、用いる必要のない擬人法を用いて語り始めた。

















恋とは時に残酷なものである。
2人の想いは果たして通じ合うのであろうか。

そして何より・・・

今はもう存在しない、もう1つのパクり記事が気になる所ではあるが、第4話はこの辺で。

つづく。
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comment

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感想…感想かぁ。

うん、よくある恋愛モノっぽくてニヤニヤしちゃったのは認めるけども…

正直、僕の感想より先に、これを読んだ渋谷店さんの感想が聞きたいかなぁ…って思いましたw

No title

今度は恋愛妄想!!
でも過去記事リンクは完全に同じパターン!
バスケどうでもいい展開も全く同じパターン!!

でも、意外と悪くなかったぜ。
最後に緑ブログリンクでマジでちょっとしんみりしちゃったじゃんか!

嗚呼、すれ違った…そして徐々に気づきはじめた!どうなっちゃうの、ねえどうなっちゃうの?
こう見えて俺、あすなろ白書とか天使なんかじゃないとかご近所物語とかあんなん好きなんすよ。
続きが気になる。。。

切ない。
今さらスキなんて言えるハズない。
そんな想いに気付かなきゃ良かったよ。
抑圧されたキモチ、どうなる?
つか、長いことファンガツブログ見て、
フザケタ部分ありだけど、私をそんな風に書いてくれたのが嬉しかった!

マッピーさんへ

よくある恋愛モノ?

今後の展開はもう、すごい事になりますから!

渋ちんですら、もう涙なくしては読めない、
そんな純愛ストーリーが展開していきますから!!!

ポリンキーさんへ

ね~!
緑ブログがもう存在しないのは悲しいよね~。

まぁ、でも!!!
過去記事リンクに頼るのはここまで!!!
次からはバスケに戻って頑張りますよ。

温度差さんへ

いいでしょ?こんなのも。

果たして、pon條とファン持の想いは通じるのか?
それともすれ違ったまま、切ない時間だけが過ぎるのか?

気になる結果は、この後すぐ!!

ponさんへ

今回はponさんを主役にして、
淡くてほろ苦い女性の恋心を描いてみました!

次回もponさんには大活躍してもらいますんで、
よろしくお願いします!
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