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しんみりしちゃうかも知れませんが、良かったらお付き合い下さい。

5月10日

僕にとっては特別な日なんです。

今日の記事は、
「面白い事を書く」という当ブログのコンセプトから外れてしまいますが、
どうぞ、お許しください。

今からちょうど10年前、僕が26歳の時ですね。
当時付き合ってた彼女がいました。

「いました」って過去形なのは、
もちろん、別れたって事なんですが・・・










付き合い始めたのは、僕が24歳の時、
彼女も同い年で高校で一緒だった子でした。

高校時代から、とにかく可愛い子で、明るくて活発。
さらに勉強でも部活でも、
頭が下がるくらいの努力家でもありました。

まぁ、高校の頃は「仲が良かった」って程度で、
それ以上の関係にはなりませんでした。

でも、僕はずっと密かに彼女に想いを寄せていました。
告白する勇気なんてありませんでしたけどね。

で、お互い社会人になってた24歳の時、
高校時代の友達から飲み会の誘いがあって行ったら、
偶然、彼女もそこにいたんですね。

その席で、僕は初めて、
まぁ、酒の勢いを借りてですけどね、
「実は高校の時、好きだったんだよね」って言いました。

そしたら、彼女が
「な~んだ、あの時言ってくれてたら、
 もっともっと楽しい高校生活送れたのに・・・」
って言ってくれたんです。

聞くと、彼女も僕に好意を持っていたそうで。

僕は、意を決して言いました。

「これからじゃダメかな?俺と付き合ってくれない?」

実は僕、告白される事は多々ありましたが、自分から告白した事がなくて、
だから、すっげぇ緊張しました。

彼女は、少しはにかみながら「いいよ」って言ってくれました。

その日から、楽しい毎日が始まりました。
そして、そんな日々がずっと続くと思ってました。

向こうの両親とも一緒に食事したり、
とても良くしてもらいました。

彼女は、僕の愚痴も、明るい笑顔で聞いてくれました。
イライラして思わず彼女に八つ当たりした時も、
彼女は優しく包み込んでくれました。

大袈裟に聞こえるかもしれないけど、
僕にとって彼女は、本当に女神のような存在でした。

僕が初めて「結婚」というものを意識したのも、この時でした。

何の根拠もなかったけど、
たぶん、この子とずっと一緒にいるんだろうなぁ・・・って。









付き合い始めて1年半くらい経った頃でした。

デートの約束をしていた、ある日の朝、
彼女から電話が来ました。

「ごめん、何か具合悪くてさ・・・今日のデート、無しでいい?」

いつもの元気な声が聞こえてくるもんだって思ってた僕は、
彼女の、何て言うか、沈んだ声に驚きました。

「いいよ、ゆっくり休みな」と言って電話を切りましたが、
それ以降、そんな事が何回か続きました。

ある日、彼女とレストランで食事をしていた時、
彼女は倒れました。

救急車の中、
救急隊員さん達の切羽詰まったような雰囲気で僕は、
「ただ事じゃない」って直感しました。

翌日になって、彼女の容体は安定しました。
そして、精密検査の結果が出ました。

彼女の両親と僕に向かって、
担当の先生は、残酷な現実を告げました。

詳しい病名はここでは伏せますが、簡単に言うと、
骨や筋肉が壊疽(腐る)するという、とても珍しい病気でした。

そして、
進行を遅らせる事はできても、根本的な治療法はないとの事でした。

最後に先生は言いました。

「長くて半年でしょう・・・」

愕然としました。
ドラマなんかでは、よく聞く台詞だったけど、
実際、これ程までに重い言葉だとは思いませんでした。







それから彼女は入退院を繰り返しました。

僕は、そんな彼女に、
「がんばろ!絶対直るから!だから、がんばろ!」って言い続けました。

彼女は・・・今思うと、たぶん無理してたんだろうけど、
「うん!私、負けないよ!ファンガツのお嫁さんになるんだから!」
と明るく振る舞っていました。

でも、その言葉とは裏腹に、
彼女は、日を追う毎に、目に見えて弱っていきました。

僕は彼女の為になる事はなんでもやろうと思いましたが、
考えてみると、なかなかそれが見つからなくて、
ただ励ます事しかできませんでした。

だから、一生懸命励まそうと、呪文のように何度も言い続けました。

「がんばろ!絶対直るから!だから、がんばろ!」

でも、僕のその言葉が彼女を追い詰めてしまってたんですね。
ある日、彼女は僕に言いました。

「私、頑張ってるよ?ねぇ?一体いつまで頑張ればいいの?
 私・・・頑張り方、足りない?教えてよ!どーすればいいのよ!!!」

病気を宣告された時でさえ泣かなかった彼女の涙を、
僕はこの時、初めて見ました。










そして、10年前の今日、2001年5月10日。

彼女は息を引き取りました。

最後は寝たきりのままの彼女でしたが、それでも、
「会社の人と上手くやってる?文句ばっか言ってない?」とか、
「ちゃんとご飯食べてる?またインスタントばっか食べてない?」と、
最後まで僕の事を気遣っていました。

彼女の母親から、
「あなたのおかげで、ここまで生きられたんだと思う。ありがとね」
と言われましたが、
僕には正直、無力感しかありませんでした。








自分の為じゃなく、誰かの為に生きる。

カッコいい言葉だけど、
すごく難しい事だと思います。

すごく難しい事だけど、
とても大切なこと。

それを僕は、彼女から教わったような気がします。
また、そんな彼女を今でも誇りに思ってます。









これから、会社にはちょっと時間をもらって、
彼女の墓参りに行って来ます。

長々と書いちゃいましたが、
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。







































まぁ・・・この話、全部嘘ですけどね。



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No title

途中で面白要素が無かったので

どうしたんだ!と思いながら読み進めると

あまりにもの展開に

どこかで聞いた事ある話だな

と完全に疑い始め

オチまでの空白で確信に変わりました

でも本当は本当だった事もありえるので

ババン子ちゃんを口説く時に使ってください

ガ「あの頃の彼女にババン子ちゃんがそっくりなんだよ」

ガ「だから今晩だけでも・・・」

バ『ガッツマンさん!私でよければ一晩といわず・・・』

バ『ガツ子ちゃんと三人で暮らしましょ!!』

ガ「えーー!めんどくせーー!!今夜だけでいいよ!!」

ででーん

No title

おーーーーーーーい!!!
コラーーーーーーー!!!
ヤラれたww

No title

深読みしちゃうと、これ、マジ話ですよね?
私は、そう、感じてます。

>まぁ・・・この話、全部嘘ですけどね。

最後に、これを入れとかないと、やばいなって
思ったでしょ?

なんとなくね、リアルだったから、
文章が。感情が。言い回しが。

フィクションなら、ファンガツさん、最高のペテン師だよww

No title

これほんとにウソ?
にしてはできすぎてる・・・
24時間テレビが好きそうな話ですね。

ponさんの見方もあるっちゃある気がする・・・

取鳥さん

そっか、
そういう口説き方もアリか・・・



ねぇよ!!!

大体、ババン子ちゃんもココ見てるし、
仮にやったとしても、
この流れには、絶対ならないでしょ!(笑)

ブタマンさん


ドッキリ大成功!!!

途中に「ボケを挟みたい気持ち」を抑えて書くの、
大変でした(笑)

ponさん


えーっとですね・・・

完全にフィクションですけど?

僕、ペテン師の素質ありますかね(笑)

溝丸さん


はい!100%嘘ですよ!!!

溝丸さん、鋭い!
実は24時間テレビのドラマ的なものを書きたかったんです!

No title

僕もね、自分で言うのもアレですが、根はイイ奴なんです。

だからして、ponさんと同じこと思っちゃったんだな。

だってさ、最後に『まぁ・・・この話、全部嘘ですけどね。』って、こうさ、
なんだかニヒルに笑うスナフキン的な終わり方じゃないすか。

完全な嘘なら・・・そりゃまぁそれでいいすけどね。

『骨や筋肉が壊疽する』とかいう病気、もうね、字が読めねーもんww

だからすんごいリアリティがありました。

参った。

クッタスさん


最後の文章は、さらっと行きたかっただけなんです!

> 『骨や筋肉が壊疽する』とかいう病気、もうね、字が読めねーもんww

これもね、
「ブラックジャックでこんなのあったな」って思っただけなんです(笑)

No title

騙された・・・


妙にしんみりしちまったじゃないですか!!

くっそぉ~・・・少しウルッと来てしまったあの時間を返せ!!

クリエイティブな技術力と、今回の嘘話のクオリティ・・・
この2つを駆使すれば、きっと立派な詐欺師になれますよ!!(笑)

マッピーさん


まんまと騙されて頂き、
誠にありがとうございます(笑)

新手の詐欺を思いついたら、
真っ先にマッピーさんを騙しにお邪魔します!
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